中国の火鍋(FS 61)

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Credit: Mayu Tomaru

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都丸真由さんの『オーストラリアで食べる』。第61回目は、日本でもオーストラリアでも大人気、中国の火鍋。都丸家の病みつき火鍋と、特性ダレとともにご紹介します。


マンネリしがちな家庭の鍋料理。
都丸家の特性ダレで味変を楽しみましょう。

花椒香る痺れダレ

中国の花椒(ホアジャオ)オイル。日本の山椒よりも香りがよく、痺れ具合もパンチもあり、どんな鍋にも合うと言います。

このオイルにネギやパクチーを混ぜ、鍋の具材と絡めて食べたり、出汁系の鍋であったら薬味として、のせて味わうこともできます。
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Credit: Mayu Tomaru

台湾の沙茶醤ダレ

台湾では鍋に欠かせないサーチャージャン。

ヒラメなどの魚介類をベースに、ニンニクや胡麻、油などを加え煮込んだ調味料で、市販のものもあり、日本ではAmazonで買えると言います。

このタレだけでも旨味が凝縮されているのですが、醤油と酢(できれば黒酢)、ネギなどの薬味と混ぜ合わせると、さらに旨味が増します。

しゃぶしゃぶなど、あっさりした鍋によく合います。

旨味濃厚腐乳ダレ

発酵調味料編でも人気だった、豆腐を発酵させた調味料、腐乳。

都丸さんは台湾の米麹につけた腐乳を使っていると言います。

この腐乳を1キューブとり、胡麻ダレ、胡麻、ネギやパクチーなどの薬味と混ぜ合わせます。
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Credit: Mayu Tomaru
『自宅で作れる!スープまで飲んじゃう、病みつき火鍋』

 材料 (3-4人分)

鍋の具材(お好きな具材を)
  • 葉物野菜 (レタス、白菜、菊名、青梗菜など) 
  • キノコ類 (椎茸、えのき、しめじ、舞茸など)
  • 根菜 (蓮根やごぼうなど)
  • 白身魚の練り物 (かまぼこ、ちくわやフィッシュボール)
  • 豆腐や厚揚げ、湯葉など
  • 白身魚
  • 豚バラ薄切り、牛肉薄切り、ラム肉薄切り
  • ゆで卵やうずら卵
  • 〆に春雨や中華麺、うどんなど 
スープの材料
  • 市販の火鍋の素(橋頭) 1袋の1/6から辛さを調整
  • ニンニクすりおろし 大さじ1
  • 生姜すりおろし 大さじ1
  • 長ねぎの青い部分 1本
  • 水 2000ml
  • 中華だし 大さじ4
  • 醤油 大さじ4
  • 酒 大さじ5
お好きなつけダレ

作り方
  1. きのこ類は石づきを取り、手でほぐし、食べやすい大きさにする。
    その他すべての具材も食べやすい大きさに切る。
  2. 火鍋の素以外、すべてのスープの材料を鍋に入れ、よく煮詰める。
  3. 煮立ったら、辛くないスープを作る場合は、別鍋に半分移す。
  4. 残りのスープに、市販の火鍋の素を1/6位割り、少しずつお好みの辛さに調整する。
  5. 沸騰したら火の通りにくい野菜や具材から順番に入れ、肉類や魚介類を入れ、火が通ったら完成!
そのまま食べても美味しいですが、パクチー、ネギなどの薬味を入れたり、紹介した特製ダレにつけると、さらに楽しめます。

真由さんの過去のエピソードはから。
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Credit: Mayu Tomaru
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