不況と隔離生活でDV増加に懸念、利用できるサポートは

Could the coronavirus pandemic see more people suffer from domestic violence

Could the coronavirus pandemic see more people suffer from domestic violence Source: Getty

在豪邦人コミュニティーサポート(JASIC)の大谷智子代表に聞きました。


JASIC Japanese community service
Tomoko Otani, who heads a Sydney-based Japanese community group JASIC, giving a lecture at one of their events Source: Tomoko Otani
不況や自然災害が起きた際に件数が増えるというドメスティックバイオレンス(DV)。これまで問題のなかった人にとっても、リスクが高まっています。

コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を抑えるための各種の制限のため、DV被害者のサポート支援も現在、避難シェルターで新規入居者を受け入れられないなどの困難に直面しています。それでも、支援団体などが協力し合ってできる限りのサポート体制を整えようとしているところです。
インタビューでは、シドニーにある在豪邦人の支援団体「(JASIC)」の大谷智子代表に、2回に分けて、コロナウイルスの影響下におけるDVとメンタルヘルスについて聞きました。

今回の内容はDVについてです。

DVの被害者のためのホットラインは、 (1800 737 732)です。通訳サービスが必要な方は、まず131 450に電話をして「ジャパニーズ・プリーズ」と伝えましょう。

身の危険があるときは、迷わずトリプルオー(000)に電話しましょう。

コロナウイルスの危機下で家族やパートナーとの関係がぎくしゃくしている、ストレスがたまっているという人は、英語での対応になりますが (1 300 364 277)に電話して相談することもできます。

メンタルヘルスのサポートについてはこちらをどうぞ。

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